ミニFM局のなかで、トランスミッタの次に欠かす事のできないものは「ミキサー」です。
ミキサーとは、音と音を混ぜ合わせる機械のことです。 たとえば、だいたいのFM局の場合、ニュースや天気予報の後ろに、音楽がかかっています。
あれは、ミキサーを使って音楽と声を混ぜ合わせているのです。 これがないと
音楽と声や、二人の声を2本のマイクからひろい、混ぜ合わせる事ができません
そして、これがないと、曲をかけるときにいちいち異なるプレーヤーをつなぎ変えて使わなくてはならず非常に不便です。
ミキサーを選ぶポイントは、次の二つです。
1 ライン(音楽など)の専用チャンネルと、マイクの専用チャンネルがちゃ んと別々にあるもの。 ラインはステレオフィダーで制御できること。
2 プリフェーダーリッスンモードを備えてあるもの。
プリフェーダーリッスン= ボリュームが下がっている状態でも、操作する人が付けているヘッドホンかモニタースピーカーだけにそのチャンネルの
音が聞こえる装置で、よく出演者のマイクの調節に使ったり、いきなり渡された
MDに何が入っているかを確認するために使う。 もちろんこのヘッドホンの音は、放送には聞こえない。
よいミキサーの例は、たくさんあるので、実際に販売店へ行って自分の目で見たほうがいいと思いますが、一つだけあげておきます。
MN06 フォステックス(定価 12、800円 送料税抜き)
このミキサーはなかでも安いもののため、プリフェーダーリッスンモードを装備していませんが、安くて6チャンネルを確保しているために、使いやすく、電池でも動くので、これもまた便利です。
6チャンネルの内訳は、ラインが2系統(これで4チャンネル) マイクが2系統(これで2チャンネルです)
日本製でプリフェーダーリッスンモードを備えているものは高いので、外国製をおすすめします。 これらミキサーについても詳しいお問い合わせは次のところまで。
トモカ電気 プロショップ TEL 03ー3253ー6524
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