COPYコマンドでは、実行の際、コピーしたいファイル名とディレクトリ名を指定しなければなりません。このように、コマンドの後に入力する文字列を「引数(パラメータ)」といいます。
 このパラメータには、ファイル名などのコマンドに必要な情報を指定するもの(ここでは通常のパラメータと書きます)と、オプションスイッチと呼ばれるものの2種類があります。オプションスイッチというのは、コマンドの動作を変更するためのもので、単にスイッチと呼ばれるのがほとんどです。
 スイッチは、それがスイッチか通常のパラメータかを区別できるように、その前に「/(スラッシュ)」記号をつけて指定します。
 スイッチはコマンドによっていろいろなものがあります。
 たとえば、前で説明した「DIR」コマンドに、「W」というスイッチをつけて実行してみてください。次のようにします。

DIR /W リターンキー

 このようにすると、表示方法がワイド表示になります。

 通常コマンドとスイッチの間には、スペースをいれなくてもかまわないのですが、多くのMS-DOSユーザはスペースをいれています。どちらの書き方でも間違いではありません。

 次に、知っているととても便利なスイッチをご紹介します。それは「?」です。MS-DOSに標準に備わっているコマンドにこのスイッチをつけると、そのコマンドの使用法を表示します。
 ためしに、

COPY /? リターンキー

と入力してみてください。
 以下のように「COPY」コマンドの使い方が表示されます。


ファイル(複数可)を別の場所にコピーします

COPY [/A | /B] 送り側 [/A | /B] [+ 送り側 [/A | /B] [+ ...]]
[受け側 [/A | /B]] [/V] [/Y | /-Y]

送り側 コピーするファイル(複数可)を指定します.
/A ASCII テキストファイルとして扱います.
/B バイナリファイルとして扱います.
受け側 新しいファイルのディレクトリまたはファイル名(複数可)を指定します.
/V 正しくコピーされたかどうか照合します.
/Y 受け側のファイルを上書きするか確認するためのプロンプトを表示しま
せん.
/-Y 受け側のファイルを上書きするか確認するためのプロンプトを表示しま
す.

環境変数 COPYCMD に /Y スイッチを設定することもできます.
これは, コマンド ラインで /-Y スイッチを指定すると無効になります.

複数のファイルを追加するには, 受け側に 1 個のファイルを指定し, 送り側に複数の
ファイルを指定 (ワイルドカードを使うか, ファイル1+ファイル2+ファイル3... と指定) します.


 う〜ん、さっぱり分からない説明ですね。いまこれが分かった方は、かなりMS-DOSを知っている方です。
 私も最初は戸惑いましたが、最近では、スイッチの説明しか見ていません。
 でも、この説明が分かるようになると、かなり便利ですので、いろいろとコマンドを入力して実験してみてください。
 基本的には、だいたいのコマンドが、

コマンド /スイッチ 必要な情報 リターンキー

の書式になっているはずです。今までに説明したコマンドは、それを実行したからといって、大変な事にはなりませんので、スイッチの説明をみて、いろいろ試してみてください。

次へ

メニューに戻る