ワイルドカードとは、いくつものファイルをまとめて処理するときに使う記号です。
次の二つの記号を使います。
* と ? です。
* はすべての文字列
? は任意の1文字
という意味になります。

 たったこれだけの記号ですが、覚えておくとファイルの操作がかなり楽になります。

 たとえば、カレントディレクトリにある全てのファイルをCドライブのルートディレクトリにコピーしたいときは、次のようにします。

COPY *.* C:\ リターンキー

 カレントディレクトリの下のWORKというディレクトリにあるテキストファイルを、CドライブのTOMGというディレクトリにコピーしたいときは、

COPY WORK\*.TXT C:\TOMG リターンキー

と入力します。

 もう一つ、今度は「?」を使った例を紹介します。
 点字の事を英語では「BRAILLE」といいますが、このスペルの2番目の文字が、「R」だったか「L」だったかを忘れてしまったことにします。
 しかしあなたは、カレントディレクトリの「ブレイル.TXT」というファイルを別のディレクトリにコピーしたいのでした。こんな時、辞書で確認したり、「DIR」コマンドで確認するのは面倒ですので、次のように入力します。

COPY B?AILLE.TXT C:\ リターンキー

 どうですか?これはなかなか便利ですね。

 注意:これはあまり使わない法が無難ですが、一応紹介します。
 カレントディレクトリにある全てのファイルを削除するコマンドです。

DEL *.* リターンキー

 こうすると、跡形もなくファイルが消えてしまいます。

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