ここでは、Windows上で、MS-DOSアプリケーションが実行できる「MS-DOS プロンプト」を例に、MS-DOSの基本をご紹介いたします。
Windowsマシーンしか持っていないからといってがっかりしないでください。
音声でパソコンを利用されている方は、そのままでは無音になってしまいますので、
MS-DOSプロンプトを音声で利用するを必ずご覧ください。
この「MS-DOS プロンプト」もかなり面白いですし、必要なコマンドのほとんどが使用できます。
なお、本物のMS-DOSマシーンをお持ちの方は、そちらをご利用ください。
「MS-DOS プロンプト」は、以下のように起動します。
タスクバーにある [スタート] メニューを開き、[プログラム(P)] にマウスカーソルを合わせます。すると、マウスカーソルの横にずらずらっと表示される一覧の中に [MS-DOS プロンプト] という項目が見つかると思いますので、その [MS-DOS プロンプト] という項目を選択します。
画面上に[MS-DOS プロンプト] というウィンドウが表示されましたよね? これで、
めでたく MS-DOS プロンプトが起動しました。
さて、MS-DOS プロンプトの画面上には、真っ黒な背景に白色の文字が表示されていると思います。表示されている最後の行に
C:\WINDOWS>
という表示があり、そのすぐ横でピコピコ点滅する四角いものがあります。これが「コマンドライン」と呼ばれるものです。
(※環境によっては上記の「C:\WINDOWS>」という表示は若干異なる場合があります。たとえばこれが「A:\WINDOWS>」と表示されていたとしても問題はありません)
それではこの状態で、以下のように入力してください。
DIR エンターキー
何やらあれこれと表示されましたか?えっ、何ですって、
「コマンドまたはファイル名が違います.」
おかしいなあ・・・。もしこのように表示される場合は、先ほど入力した文字のどこかが間違っています。気を取り直して、もう一度入力してみてください。
さて、先ほどなにやらごちゃごちゃと表示がありましたが、これはどうしてかともうしますと、「DIR」には、
「ファイルとディレクトリ(Windowsではフォルだといいます)の情報を表示しなさい」
という意味があるからです。
このように、MS-DOSでは、Windowsと違って、なにかの作業をコンピュータに行わせたいときは、
「ああしろ、こうしろ…」
とユーザがキーボードから入力して、エンターキーを押します。
このエンターキーを押す前に入力する文字列のことを「コマンド」といいます。
ですから、MS-DOSを使いこなすためには、この「コマンド」を覚えなければなりません。これがWindowsが発売される以前に、パソコンがあまり普及しなかった理由だ共いわれています。
Windowsでは、なにかの作業を実行したいとき、画面上に表示されている絵のようなものをマウスでクリックするだけで、コマンドを覚える必要がありません。これは、目の見えるパソコンユーザにとっては簡単でよいことなのですが、画面の見えない私たちにとっては、「コマンドを入力すれば作業ができる」MS-DOSは、非常に使いやすいのです。